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一人の青年「ヨハン」を中心にあらゆる人物の運命が絡み合い回り始める・・・
ドイツ・アイスラー記念病院に勤務する日本人医師・天馬賢三は、瀕死の重傷を負った双子の一人・ヨハンという名の少年の命を救う。
しかしそれは、同時に入院した市長の執刀を優先しろという病院幹部達の意志に背くものだった。その市長の死によりテンマは政治的窮地に追い込まれるが、テンマを失脚させようとした幹部達は次々と怪死、テンマは逆に外科部長に出世する。ドイツ連邦警察のルンゲ警部はテンマに疑惑の目を向けるも、証拠は何も無かった。
時は経過して、舞台は9年後へ――――
ケルンにてナイフで首を切り裂かれた中年夫婦の死体が発見される。ドイツ全州で同じ手口による中年夫婦殺人はこの2年で4件。なぜか全ての被害者夫婦に子供がいなかった。目撃証言からアドルフ・ユンケルスという男が捜査線上に浮かびあがる。
ところがユンケルスは交通事故に遭い、重傷を負ってしまう。奇しくもその治療に当たったのがテンマだった。錯乱状態のユンケルスは助けたテンマに「モンスターが…来る…」と訴える。その数日後、ユンケルスは病院から失踪。追いかけたテンマはユンケルスに銃を向けるヨハンと再会する。ヨハンは、9年前病院幹部達を殺したのは自分だと衝撃の告白をする。さらに中年夫婦殺人事件の容疑者・ユンケルスの言うモンスターとは…。
ヨハンを追うテンマの逃避行が始まった。
ケンゾー・テンマ(声:木内秀信)
日本人脳神経外科医。警察から逃れ、全てを捨て、ヨハンを追うことに。 ニナ・フォルトナー(声:能登麻美子)
ヨハンの双子の妹。幼いころの名前はアンナ・リーベルト。 エヴァ・ハイネマン(声:小山茉美)
テンマの婚約者。院長の娘でヒステリック。別れたあとも、テンマを忘れられない。 ルンゲ警部(声:磯部勉)
テンマを連続殺人犯として追跡する、BKA(ドイツ連邦捜査局)の敏腕警部。 ヨハン・リーベルト(声:佐々木望)
テンマによって命を救われるが、その心の中には恐るべき“怪物”が…? 原作:浦沢直樹(小学館・ビッグコミックス刊)
監督:小島正幸
プロデューサー:中谷敏夫、田村学、油井卓也、丸山正
キャラクターデザイン・総作画監督:藤田しげる
キャラクター原案:高坂希太郎
シリーズ構成:浦畑達彦
アニメーションプロデューサー:吉本聡
音楽:`島邦明
アニメーション制作:マッドハウス
製作:日本テレビ、小学館、VAP
 >>第1話〜第10話   >>第11話〜第20話   >>第21話〜第30話   >>第31話〜第40話   >>第41話〜第50話   >>第51話〜第60話
CHAPTER 61 記憶の扉
毎日“赤いバラの屋敷”を訪ね、幼い頃の記憶を取り戻そうとする二ナ。その後ミュンヘンに戻ったニナは、ギーレンの催眠療法により全てを思い出す。一方プラハでは、ヴァーデマンとスークが、かつて“朗読会”に参加していた5人に、事情聴取を試みていた。
CHAPTER 62 楽しい食卓
フランクフルトにてチャペックを監視するテンマだが、警察に発見され、逃走する途中、トラックにはねられてしまう。意識を失ったテンマを助けたのは旧トルコ人街に暮らす歯科医のミランという男だった。ミランは、チャペックを殺すため張り込んでいたことをテンマに告白する。
CHAPTER 63 無関係な殺人
定年間近のヴァイスバッハ警部の最後の仕事は、連続殺人犯ディンガーの護送だった。ヴァイスバッハは移動中の列車の中で、ディンガーから殺人の動機を聴く。ディンガーは頭に包帯を巻いた男の子に後押しされ犯行に至ったと語る。ヴァイスバッハはかつて自分が関わったDr.テンマ事件を思い出す。
CHAPTER 64 赤ん坊の憂鬱
フランクフルトの極右の大物、赤ん坊。彼は最近憂うつな日々を送っていた。把握できなくなったヨハンの行動、そして組織の統率者の後がまに座ろうとしている無能なクリストフがその原因だ。ある女性ダンサーに恋をした赤ん坊は、ホテルに彼女を引き入れるが・・・。
CHAPTER 65 ヨハンの足跡
ヨハンの居場所をつかむため、自らチャペックの元へ赴くニナ。一方、チャペックとの行動を共にしていた青年・クリストフの後を追うテンマはあるアパルトマンに辿り着く。その部屋でクリストフを待ち構えていたのは、エヴァだった。クリストフは511キンダーハイムでヨハンと知り合いだったとエヴァに語る。
CHAPTER 66 おかえり
チャペックと共にヨハンの元へ向かうニナ。その車の中でチャペックはヨハンとニナの出生の秘密を語る。二人はある計画に基づいて産まれて来たこと、そして計画の首謀者はフランツ・ボナパルタだと。そして車はついに目的地に。ヨハンと再会を果たしたニナは?
CHAPTER 67 ただいま
ついに対峙したヨハンとニナ。ニナはヨハンに銃口を向け、語りかける。「三匹のカエル」の部屋から連れ去られ、「赤いバラの屋敷」の真っ暗な部屋に監禁され、そしてパーティー会場で多くの死体の中に立ちつくしていた記憶。その記憶こそ実は・・・。
CHAPTER 68 ルーエンハイム
1枚の絵葉書をたよりにルーエンハイムという田舎町にたどり着いたルンゲ。あるホテルに宿を求めたルンゲは、その後地元の警察署を訪ね、重大事件が起きる可能性を示唆する。そしてもう一人そのホテルを訪ねて来た男がいた。その男とは・・・。
CHAPTER 69 安らぎの家
町に響く銃声。怒りが芽生えた人々に銃を配っていたのはルンゲと同じホテルに宿泊する老夫婦だった。一方プラハにいるテンマは、ボナパルタの息子・リブスキーに会い、ボナパルタの居場所を尋ねる。果たしてルーエンハイムの大量殺人を止める事は出来るのか? ヨハンの計画する“完全な自殺”とは?
CHAPTER 70 殺戮の町
大雨のため陸の孤島と化したルーエンハイムでは、人々が殺し合いを始めていた。そんな中ルンゲとグリマーは、ヨハンの目的はボナパルタであることを本人に突き付ける。一方ミュンヘンでは、ヨハンと思われる人物からニナに宛て、ルーエンハイムで待つとのメールが届く。
CHAPTER 71 超人シュタイナーの怒り
殺戮を煽る一味に指示を出している人物の居場所を突き止めたルンゲは、向かう途中テンマと再会する。テンマに謝罪するルンゲ。その頃ホテルに立てこもっていたグリマーやボナパルタ達は、激しい銃撃を浴びせられていた。単身外に飛び出したグリマーだが・・・!?
CHAPTER 72 名前のない男
ロベルトを逮捕するため突入したルンゲだが、返り討ちに・・・!? 一方グリマーの最期を看取ったテンマは、ボナパルタを伴い全てを終わらせるべく、ルンゲのもとへ向かう。その途中ボナパルタは、リーベルト夫妻が殺されたあの夜の出来事を語り出す。
CHAPTER 73 終わりの風景
ヨハンに銃口を向けるボナパルタを撃ったのは瀕死のロベルトだった。ロベルトは“終わりの風景”を見せてくれと言い、息を引き取る。そして、テンマはついにヨハンと向き合った。銃を向けるテンマに、ヨハンは自らの額を指差す。ニナの制止の声と銃声が重なり・・・。
CHAPTER 74 本当の怪物 (最終話)
一連の事件は全て終始を見た。事件に関わった人々はそれぞれ新たな生活を始めていた。潔白が証明されたテンマは国境なき医師団に参加する一方、双子の母の消息を突き止める。その後テンマは一命を取り留め、眠り続けるヨハンを病院に訪ね・・・!?
 
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CHAPTER 01 ヘル Dr.テンマ
アイスラー記念病院の脳神経外科医・テンマは、瀕死の重傷を負った双子の一人・ヨハンという名の少年を手術する。しかしそれは、同時に入院した市長を優先しろという院長の意思に背くものだった。
CHAPTER 02 転落
ヨハンの手術を無事成功させたテンマだが、市長の死により政治的窮地に追い込まれる。院長の娘・エヴァとの婚約も破棄されたテンマはヨハンの担当も外され・・・。
CHAPTER 03 殺人事件
テンマを失脚させようとした幹部達は次々と怪死、テンマは逆に外科部長に出世する。ルンゲはテンマに疑惑の目を向けるも、証拠は何も無かった。そして舞台は9年後へ―。
CHAPTER 04 処刑の夜
誰かに追われるように病室を抜け出したユンケルス。追いかけたテンマは9年前に命を助けた双子の兄・ヨハンと再会する。ヨハンは病院幹部達を殺害したのは自分だと衝撃の告白を行う・・・。
CHAPTER 05 ハイデルベルクの少女
ニナは勉強に、サークル活動に、アルバイトに励む日々を送る明るい大学生。ある日彼女の元に差出人不明のメールが届く・・・。一方その頃テンマは、ヨハンの手がかりを追いミュンヘンで一人の老人に会っていた。
CHAPTER 06 失踪記事
テンマは新聞記者・マウラーの協力を得て、9年前ヨハンがフォルトナー家にいた事実をつかむ。一方ニナは10歳以前の記憶を呼び覚ますため、メールの差出人に会うべくハイデルベルク城に向かう。しかしそこは・・・。
CHAPTER 07 惨劇の館
フォルトナー宅にて夫妻の死体と対面したテンマとニナ。悲しむ間もなく、そこへ二人の刑事が現れる。通報を受けて駆けつけたという刑事たちに保護され、警察署に向かうが、刑事たちの挙動を不審に感じたテンマはニナを連れ、川に飛び込む・・・。
CHAPTER 08 追われる身
テンマに書き置きを残し姿を消したニナ。病院勤務に戻ったテンマだが、ある決意を胸に秘めていた。一方、エヴァの証言からテンマへの疑惑を一層強くしたルンゲはテンマ逮捕に向かう。
CHAPTER 09 老兵と少女
自らの手でヨハンとの決着をつけるため、フランス外人部隊出身の傭兵・ベルンハルトに銃の撃ち方を学ぶテンマ。ベルンハルトは東洋人の少女と共に暮らしていたが、彼女の母親は自分が射殺したという。
CHAPTER 10 消された過去
ヨハンの足跡を追い、フェルデンのシュプリンガー市議会議員邸に侵入したテンマは、コソ泥のヘッケルと出会う。犯人の家を知っているというヘッケルに案内されたテンマは、銃を手にした中年の男と対面する。彼に議員殺しを依頼したのは金髪の青年だった。
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CHAPTER 11 511キンダーハイム
テンマは、ヨハンとアンナ(ニナ)の育て親だったリーベルト夫妻の屋敷を訪ねベルリンにいた。夫妻は双子を“511キンダーハイム”から引き取ったという。しかし、そこはすでに廃墟と化していた。テンマは元東ドイツ厚生省の役人、ハルトマンに会う。
CHAPTER 12 ささやかな実験
ハルトマンは、里親として預かっている少年、ディーターに対し虐待を繰り返していた。ディーターを助け出し、引き取り先を探すテンマは、アンナのことを知るエルナという女性と出会う。エルナは“511キンダーハイム”の恐るべき過去を語る。
CHAPTER 13 ぺトラとシューマン
ディーターを伴い旅を続けるテンマは立ち寄ったポーザー村で診療所を営む男・シューマンに出会う。村人を診療する内にシューマンのケンカ友達、ぺトラにクモ膜下出血を見つけたテンマ。設備の無い診療所で緊急手術が始まったが、テンマには警察の手が・・・。
CHAPTER 14 残された男・残された女
売春婦殺人事件で、ある議員秘書に接触したルンゲ。しかし強引な捜査方法のため、その秘書を自殺に追い込んでしまう。一方エヴァは、遊びで誘った庭師に心惹かれていた。しかしクリスマスの夜、楽しそうな庭師家族を目にしたエヴァは・・・。
CHAPTER 15 ビー・マイ・ベイビー
ヨハンの居所を知るという極右の大物“赤ん坊”に会うため、フランクフルトの酒場に潜入したニナ。一方、フォルトナー夫妻を殺害した元刑事・メスナーからその事を聞き出したテンマは、ヨハンを第2のヒトラーに仕立てようとする組織の存在を知る。
CHAPTER 16 ヴォルフの告白
赤ん坊一味に捕らえられたテンマは、ヴォルフの部下に助けられる。テンマと対面したヴォルフは、ヨハン殺害をテンマに依頼するのだった。一方、ゲーデリッツの屋敷に連れ込まれたニナは、極右の組織がトルコ人街を焼き払おうとしていることを知る。
CHAPTER 17 再会
トルコ人焼き討ち計画を阻止すべく、ヴォルフの意に反しフランクフルト市内に向かうテンマ。ニナも赤ん坊から火を付ける場所を聞き出し、市内へ。しかし、その場所はおとりだった。ヘッケルの情報から川べりの工場跡が本命だとにらんだニナ。そしてテンマはそこで・・・。
CHAPTER 18 五杯目の砂糖
ニナの身元保証人として警察に現れた男・ロッソ。ロッソは以前ニナが働いていたイタリアンレストランの店主だった。ニナのことを調査したというロッソは、ニナに自分に近づいた真意を尋ねる。そして、ロッソが語る自らの過去とは・・・?
CHAPTER 19 怪物の深淵
ヨハンの手がかりをつかむべく、大学時代の同級生で犯罪心理学の権威、Dr.ギーレンを訪れたテンマ。しかしギーレンはテンマを連続殺人事件の犯人と断定し、警察に連絡する。怪物は人の心の中にいると主張するギーレンだが、殺人犯・ユルゲンスから怪物は実在するとの言葉を聞き、ある屋敷へ向かう。
CHAPTER 20 フライハムへの旅
フライハムへ向かうテンマとディーターは、イギリスから来た老夫婦、ジョーンズとレイアの車に乗せてもらう。元警官だったというジョーンズに警戒するテンマとディーター。旅を続けるうちに次第に打ち解けていく4人だが、老夫婦がこの国を訪れた理由は意外なものだった。
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CHAPTER 21 幸せな休日
ニースの豪邸で優雅な日々を送る元刑事のミュラー。ミュラーは探偵を雇いテンマやニナの足取りを調べさせていた。ある日ミュラーはボディガードのロベルトに打ち明ける。自分の人生を変えたのは一本の電話だったと。しかし、そこにニナが現れ、意外な事実を告げる。
CHAPTER 22 ルンゲの罠
ハンブルグで連続中年夫婦殺害事件と思われる事件が起きた。連邦捜査局のルンゲ警部も捜査に出向くが、一連の事件とは無関係だと確信していた。しかし、地元有力紙の取材には、犯人は一連の事件と同一だと答えるのだった。ルンゲの意図とは?
CHAPTER 23 エヴァの告白
酒びたりの日々を過ごすエヴァの前に現れた男、ロベルト。彼の目的はエヴァの持つアルバムにあるヨハンの子供の頃の写真だった。その写真を渡したらテンマの居場所を教えると言うロベルトに、エヴァは1年前デュッセルドルフでヨハンを見たと告げる。
CHAPTER 24 男達の食卓
テンマはフュッセン近くの山荘である男の傷の手当てをしていた。男は5年前に裏社会で起きたある事件のことをテンマに語る。その事件にテンマはヨハンの影を見るのだった。一方、山荘へ続く唯一の道には、エヴァとロベルトの姿が・・・。
CHAPTER 25 木曜日の青年
目の不自由な大富豪・シューバルトは、曜日ごとに違う男子大学生を雇い、本を朗読させていた。火曜日担当のカールは、シューバルトが自分の父親かも知れないと思い接近、調査する。そしてカールと友人のロッテは、もう一人シューバルトの息子をかたる人物の存在を知る。それは木曜日担当の青年だった。
CHAPTER 26 秘密の森
木曜日の青年、ファーレンは自殺していた。シューバルトからファーレンの調査打ち切りを命じられた元刑事の探偵・リヒャルトだが、その死に疑問を抱き、調査を続ける。一方、言葉巧みにカールに近づいたヨハンは、ロッテ達と共謀してシューバルトをある場所へ連れ出す。
CHAPTER 27 証拠の品
リヒャルトは、刑事時代に酔っ払って殺人犯の少年を刺殺した過去を持っていた。また、アル中から立ち直るためライヒワインのカウンセリングを受ける日々を送っている。今の彼の楽しみは別れた娘に会うことだった・・・。一方、カールはシューバルトが自分の父親だと確信するが・・・。
CHAPTER 28 ただ一つの事件
シューバルトから調査の打ち切りを宣告されたリヒャルト。息子候補だったエドムント・ファーレンの自殺に疑問を抱いていたリヒャルトは、未解決事件のファイルを振り返るうち、ある疑念が浮かぶ。それは、テンマが犯人とされている中年夫婦殺人事件だった。
CHAPTER 29 処刑
ヨハンに疑いの目を向け、その動向を監視するリヒャルト。リヒャルトから一連の事件に関する相談を受けたライヒワインは、大学教授時代の教え子であるDr.ギーレンに協力を要請する。一方、子供の権利条約の取材と言ってリヒャルトを誘い出したヨハンは・・・。
CHAPTER 30 ある決意
酒に酔って事故死したとされるリヒャルト。ライヒワインはその死に疑問を抱き独自に調査を開始する。ギーレンはそんなライヒワインに、テンマを探し出せばすべての謎が解ける可能性があると言う。そして、事件当夜のリヒャルトの動向を調べていたライヒワインは、バーで酒を買ったのがリヒャルトではないと推理する。
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CHAPTER 31 白日の下へ
ロベルトに襲われたライヒワインを間一髪で助け出したテンマ。テンマはライヒワインの案内で、シューバルトの秘書をしているヨハンを確認する。一方ギーレンを訪ねたルンゲは、テンマがミュンヘンにいることを掴む。
CHAPTER 32 聖域
大学の図書館で、未解決の殺人事件を調査中のニナと知り合いになったロッテ。ロッテはニナの顔がヨハンの顔にそっくりだと気付く。その頃テンマは、高性能の狙撃銃を手にいれ、トレーニングの日々を送っていた。ある森を狙撃場所に定めたテンマだが・・・。
CHAPTER 33 子どもの情景
相次ぐ子供の転落死事件。命を取り留めた少年・マルティンは、ビルの屋上での遊びはヨハンから教わったとディーターに告白する。またヨハンは、自分はもうすぐ日本人に撃ち殺されると語っていたという。一方大学図書館で、ある絵本を見たヨハンはいきなり気を失い倒れてしまう。
CHAPTER 34 闇の果て
図書館で、ある絵本を見て気を失ったヨハン。何事も無く退院したヨハンに、マルゴット・ランガーに成りすました“赤いヒンデンブルグ”と名乗る娼婦から脅迫状が届く。一方テンマは、ヨハンの手がかりをつかむべく、ルンというベトナム人のモグリの女医に会う。
CHAPTER 35 名なしのヒーロー
テンマと親交のあった日本人たちと会い、テンマ自身になりきろうとするルンゲ。一方、ライヒワインとギーレンはついにヨハンの正体に気付く。その頃、テンマは狙撃銃と共に大学図書館の本棚の上に潜んでいた。
CHAPTER 36 混沌の怪物
シューバルトに会い、ヨハンの正体を告げるライヒワイン。シューバルトは「怪物を倒せるのはさらなる怪物だけだ」とライヒワインに語る・・・。大学図書館に向かうシューバルト、ニナ、ライヒワイン、ルンゲ、そしてヨハン。ついに、セレモニーは始まる・・・。
CHAPTER 37 なまえのないかいぶつ
ヨハンが読んでた絵本をニナに見せるロッテ。ニナには昔誰かに読んでもらったかすかな記憶があった。自分はいったい誰なのか、自問するニナはヨハンに会うため大学図書館へと向かう。その頃、図書館の本棚の上で銃を構えるテンマのスコープに、ヨハンの姿が捉えられる。
CHAPTER 38 我が目の悪魔
ロベルトを倒したテンマは、ヨハンを探し猛火に包まれる階下のセレモニー会場へと急ぐ。壇上では、シューバルトに向かい、自分が見えるかと迫るヨハンの姿があった。ついに対峙するテンマとヨハン。銃を構えるテンマにヨハンは自らの額を指差す。
CHAPTER 39 目の中の地獄
ヨハンに銃弾を放ったのはテンマでなくニナだった。しかし猛火に紛れてヨハンは再び行方不明に。ヨハンが借りていた部屋を調査したルンゲだが、その部屋には人が住んだ気配が全く無かった。一方、シューバルトは、ドレスデンにいるテンマに向け、衝撃的な伝言をカールに託す。
CHAPTER 40 グリマー
511キンダーハイムでの虐待事件を調査中のジャーナリスト、グリマー。彼は旧東ドイツ時代、スパイであった過去を持っていた。ドレスデン発プラハ行き急行列車にテンマと乗り合わせたグリマーは、警察から追われるテンマを助け、国境への道案内を買って出る。
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CHAPTER 41 511の亡霊
511キンダーハイムの元院長・ペドロフから、実験結果の行方を聞き出そうとするグリマー。しかし直後から見知らぬ男達から襲われることに。再びペドロフを訪ねるグリマーだが、そこで多くの子供達と暮らすペドロフの姿を確認する。ペドロフは再び同じ実験を繰り返すのか!?
CHAPTER 42 超人シュタイナーの冒険
殺されたペドロフの第1発見者として、警察で事情聴取を受けるグリマー。警部のゼマンは、死ぬ直前のペドロフがグリマーに何か言い残したのではないかと疑う。実はグリマーは、実験データが入った貸し金庫の鍵を託されていた。しかし鍵を求める男達に拉致され・・・。
CHAPTER 43 スーク刑事
ゼマン警部殺害現場を捜査するヤン・スーク。彼は刑事ドラマに憧れて警察官になった熱血新米刑事である。尊敬していたゼマンを殺した犯人を探し出そうと、スークは必死の捜査を開始する。そんなスークは、行き着けのバーで金髪の美しい女性と知り合いになる。その金髪女性の正体とは・・・!?
CHAPTER 44 二つの闇
プラハ署のハムリク署長以下3人が毒殺された。ゼマンや署長までもが、旧チェコスロヴァキア秘密警察との癒着事件に関わっていたという事実に落胆するスークだが、一連の事件の鍵を握ると思われるグリマーの行方を探し始める。その頃、テンマは「三匹のカエル」の看板を見つけ・・・。
CHAPTER 45 怪物の残像
チェコ警察は、一連の殺人事件の容疑者として、グリマーそしてスークにまで疑いの目を向けていた。自分が疑われているとは知らないスークは、真実を知るためにグリマーと再会。殺されたペドロフの貸金庫の中にあった録音テープを一緒に開く。そこには、薬物を投与され尋問されている少年の声が録音されていた。
CHAPTER 46 接点
スークの部屋でプラハ警察の刑事が殺され、スークは容疑者として追われることに。その記事を読んだテンマは、全てはヨハンの仕業だと推察する。その頃スークは少年の頃遊んだ廃屋に隠れていた。しかしその場所には・・・。
CHAPTER 47 悪夢の扉
見知らぬ人たちに“アンナ”と呼びかけられ困惑するニナ。一方病院から消えたスークの行方を探すテンマとグリマーに、旧チェコスロヴァキア秘密警察のランケ大佐が接触してくる。ランケはテープと資料を渡せばスークを戻すと言うが・・・。
CHAPTER 48 一番怖いもの
テープは入院中のスークの母親に預けてあった。そこに金髪のロングヘアの女性が面会に来たことを知らされ、慌てるテンマたち。しかしテープはスークの母が持っていた。そのテープに収録されていたものとは・・・。
CHAPTER 49 一番残酷なこと
グリマーの無実を晴らそうと“金髪の女”の行方を追う養護院の子供たち。その中の一人、ミローシュが行方不明になった。ミローシュを探すテンマとグリマー。しかしその頃ミローシュは、“金髪の女”(アンナ)と会っていた。
CHAPTER 50 バラの屋敷
“赤いバラの屋敷”にたどり着いたルンゲ。ルンゲは屋敷の中に何かを塗り込めた壁があることに気付く。壁を壊し、隠されていた部屋に入ったルンゲは、双子の母親の肖像画を発見する。この部屋でいったい何があったのか?
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CHAPTER 51 怪物のラブレター
1980年、行方知らずになったマルゴットを探すシューバルトは、“三匹のカエル”の看板の部屋を訪ねていた。そこでマルゴットの親友と思い出を語り合ったシューバルトは、その女性の陰に双子がいることに気付く。
CHAPTER 52 弁護士
12回の脱走歴を誇る脱獄王ミルヒ。留置所に収監されたテンマは、ある日ミルヒを診察し、一目でその仮病を見抜く・・・。一方、テンマの弁護を引き受けた弁護士ヴァーデマン。彼の複雑な過去とは・・・!?
CHAPTER 53 決意
テンマに接見した弁護士パウルの正体はロベルトだった。ロベルトはエヴァを殺すとテンマに告げる。脱走しようと言うミルヒの申し出を受けるテンマ。そしてテンマは一連の殺人事件に関し、全てを認める供述を始める。
CHAPTER 54 脱走
テンマとミルヒを乗せた護送車は拘置所に向かう途中、ミルヒの弟分グスタフを撥ねてしまう。ミルヒの脱走計画の行方は・・・!? 一方ロベルトは、弁護士パウルになりすましエヴァに近づこうとするが・・・。
CHAPTER 55 402号室
ロベルトからエヴァの身を守るため、護送車から脱走したテンマ。宿泊していたホテルの部屋に踏み込むも、そこにエヴァの姿は無かった。一方、ヴァーデマンを訪ねたルンゲは、ヴァーデマンの父親と旧チェコスロヴァキア秘密警察との関係を問う。
CHAPTER 56 終わらない旅
ヴァーデマンからのメモを頼りに、チェコ国境の“赤いバラの屋敷”へと向かうテンマ。一方ニナはかすかな記憶を手操り寄せ、テンマより一足早く“赤いバラの屋敷”にたどり着く。屋敷の奥の壁に隠された部屋の扉を開けたニナは、恐ろしい記憶が呼び覚まされ、その場に倒れてしまう。
CHAPTER 57 ある日の夜
“赤いバラの屋敷”で気を失ったニナを助けたのは人形使いのリブスキーだった。落ち着いた二ナは、リーベルト夫妻が殺害された日の出来事を思い出す。ヨハンの言った、あの雨の日にやって来た“怪物”とは? 一方“赤いバラの屋敷”にたどり着いたテンマだが、屋敷は焼け落ちていた・・・。
CHAPTER 58 いやな仕事
銃で撃たれ車の後部座席で瀕死状態のマルティン。マルティンはこの仕事を引き受けたことを後悔していた。二ヶ月前、赤ん坊に連れられ眼鏡の男を訪ねたマルティンは、エヴァの護衛を依頼される。それがマルティンの“いやな仕事”の始まりだった。
CHAPTER 59 悪魔を見た男
自らの意思でエヴァの護衛を決意するマルティン。しかし、組織から依頼されたエヴァの仕事は終わった。エヴァを殺すことのできないマルティンは、エヴァがパーティー会場で指差した金髪の若い男の後をつけるが、そこにいたのは・・・。
CHAPTER 60 知りすぎた男
エヴァに銃を向けるマルティンだが、引き鉄を引くことができない。すでに二人の許には組織の追っ手が迫っていた。駅で落ち合う約束をし、エヴァを逃すマルティン。しかし銃で撃たれたマルティンが向かったのは、テンマのところだった。
浦沢直樹(Studio Nuts)/小学館・VAP・NTV ▲ ページの先頭に戻る
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